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常識的文学論   / 大岡昇平 著 - 講談社

Item Number 12

出版社-講談社[ 文庫 ] シリーズ-講談社文芸文庫大岡昇平 著[内容]大衆文化の隆盛とともに、文学の世界においても、大衆小説や中間小説が文壇の主流へと登場しつつあった一九六〇年代初頭。

こうした流れを純文学にとってかわるものとして擁護する批評家の言も含め、歴史小説や推理小説の実体を根底的に批判したポレミックな文学論。

“『蒼き狼』論争”となった井上靖への批判、深沢七郎の『風流夢譚』批判、松本清張批判など、スリリングな文芸時評十六篇。

[目次]『蒼き狼』は歴史小説か病んでいるのは誰か成吉思汗の秘密『蒼き狼』は叙事詩か国語問題のために国語も小説もやさしくない昭和十年前後文学は変質したか大衆文学批判再び大衆文学について推理小説論私小説ABC佐藤春夫の日本人の心情文士梅毒説批判松本清張批判文学的発言法$$論争的な文芸時評を通して自らの文学を語る 大衆文学や中間小説が文壇の主流へと進出し始めた1961年。

後の「『蒼き狼』論争」のきっかけとなった論稿や松本清張批判など、ポレミックな文芸批評16篇。

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Shop Name ショップ コンプリートブックス
Price 商品価格 1,620円(税込み)

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